2021 January

 

 
 

いよいよ2021年が始まる。今年はコロナの影響で親戚の集まりも無く静かなお正月。祖母の形見の敷物に母の作品を飾ったお正月のテーブル、義母から届いたお節料理をお重に詰めて並べる。お手製の昆布巻きや伊達巻、数の子や黒豆、お煮しめなど定番のお数にはそれぞれ意味があり願いが込められているとか。穏やかな日差しの中、亡き母や祖母を想いつつ頂く感謝のお節料理。

 

 

 
 
 

義母のお節料理は定番の他にもお肉料理などバリエーションも豊富、和のお数が続いた後はローストビーフと焼き豚。しっとり焼けたローストビーフには燻製醤油、焼き豚には柚子胡椒とそれぞれ、久しぶりにロゼワインをお供に。

 

 

   
 
 

お三ヶ日も終わりに近ずくとお節料理もそろそろおしまい、残りのお煮しめを煮返し最後まで楽しむ。ほっくり炊けた里芋や大ぶりのどんこ、蒟蒻はしっかり味が浸みてますます美味しい・・・。

 

 

   
 
 

お三ヶ日も明け仕事始めが早い今年のカレンダー、お節料理も終わり久しぶりのイタリアン。ワタリガニのトマトソースを絡めたニョッキにパルメザンチーズ、スプマンテを開け今年のスタートをお祝いする。

 

 

 
 

毎年恒例の金柑のジャム作り、私が作るのではなく送られてくる写真と美味しいジャムを待つだけの幸せ。その工程も美しく煮上った艶々の金柑はジュエリーのよう・・・、そしてとても美味しい。ヨーグルトのトッピングやゼリーにしてもオレンジのリキュール、コアントローを添えてデザートにも。一粒一粒大切に頂く至福の金柑ジャム。

 

 

   
 
 

軽井沢のスキー場で霧氷を見ることはめったにない・・・、白く光る霧氷の中を滑り抜ける爽快さは素晴らしいけれどあまりにも寒かった滑り初め。かじかんだ体をほぐすように熱々のニョッキと温野菜のグリルが嬉しい、冷えた白ワインで初滑りに乾杯。

 

 

 
 
 

今年のお正月はお雑煮を頂かなかったので初めてのお餅、納豆ととろろ昆布を絡めて頂く絡み餅。お餅の焼ける香ばしい匂いがキッチンいっぱいに広がり何とも幸せな気分。
焼きあがったお餅がくっついてオブジェのように・・・。

 

 

 
 
 

友人のお母様お手製の無花果のジャム、お庭で育てた無花果を丁寧に摘んで作るジャムはその姿も美しくそのまま頂くのは惜しいのでゼリーにして楽しむ。レーズンを加え葡萄と無花果、ヨーロッパの絵画を思わせる芸術的なゼリーに。

 

 

   
 
 

昨年来、レストランに卸すはずの珍しい食材がスーパーに出回る状況は今年も続きすっかり我が家の定番になったブリのカマ。脂の乗ったブリはトロトロでそのカマの美味しさはやみつきに。お箸でほぐすとほろほろの身がたっぷり、日本酒党にはたまらないおつまみのはず。私は美味しい北海道の新米をお供に。

 

 

 
 
 

寒い季節は体を冷やす生野菜より温かい温野菜をメインにお魚のグリルや生ハムなどを併せて、粗塩とトリュッフのオイルで頂くのが最近のマイブーム。蒸したズッキーニや人参は甘く、ホクホクのジャガイモやカブにトリュッフの香りがとても美味しい。

 

 

 
 
 

お節料理用の栗きんとんを小豆を白玉に載せる。栗の鮮やかな黄色と小豆のえんじ色、お抹茶の緑が真っ白な白玉の上に美しいハーモニー。こってりとした栗と小豆にツルツルの白玉の食感も楽しく和のスィーツはは体にも良さそう。

 

 

 
 
 

皮膚や粘膜を保護し肌荒れや乾燥から守る効果のあるビタミンAと、健康な新しい細胞を作るために欠かせないビタミンB2を多く含む豚肉。モデルさんの間では「食べる美容液」と言われるアボカドやサーモンと並んで大人気の食材。脂身の無い部位を軽くグリルして赤ワインをお供に。

 

 

 
 
 

昨年の緊急事態前言時の外出自粛期間にトライして以来すっかり我が家の定番メニュウになった「サンマの酢煮」。青魚のEPAとDHAを丸ごと摂るには煮汁も大切とカブの葉や小松菜などカルシウムたっぷりの温かい葉野菜を浸して。香ばしいすりごまとお酢で匂いも気にならない。

 

 

   
 
 

1月15日は小正月、子供の頃は母が作った色とりどりの餅花と小豆のお菓子が嬉しく「2回目のお正月!」と喜んでいた楽しい思い出。小豆の赤は邪気を祓う厄除けの意味があるそうで、小豆を食べることで1年の無病息災を願ったとか。我が家は白玉小豆に栗、新茶を入れて祈願する。

 

 

 
 
 

最近すっかりご無沙汰していたメキシカンを久しぶりに作る。タコスとトルティーヤの定番にチーズやチリパウダーをまぶしたトマトとレタス、巻きながら食べるのも楽しくビールではなく白ワインを併せるのも我が家のメキシカンスタイル。

 

 

 
 
 

フランス人が好きな和食によく上がる「おでん」。竹輪やはんぺんなど魚の練り物はフランスで言う「クネル」、白身魚の摺り身にベシャメルソースという濃厚さ。カルシウムたっぷりのイワシのつみれやホクホクのジャガイモ、白菜や小松菜も添えて寒い日の定番、私流おでん。

 

 

   
 
 

飲食店の休業で普段見かけない食材がスーパーに出回る現象は今年も続き、新鮮なイカのグリルはすっかり我が家の定番に。オリーブオイルでソテーしたズッキーニや茄子、カブやキノコを合わせて。濃厚な味わいにお供のワインは赤をチョイス。

 

 

   
 
 

北海道から届いたイクラの醤油漬、熱々のご飯にそのまま乗せるだけでも美味しいけれどすりごまと戻した乾燥シジミを合わせて酢飯に混ぜる。ほんのりイクラの色に染まったご飯も可愛らしくもみ海苔を散らしてゴキゲンなランチに。

 

 

   
 
 

あまりにも忙しく4時起きの私は当然、早く寝る。コロナの影響でめっきり外出しなくなった事もあり「早い時間に体を温める食材をたっぷり摂る」が最近のテーマ。お鍋なら簡単な上バリエーションは無限、白菜とネギ、お豆腐にしらたき、しめじや鱈と定番の具材でまずはトライアル。

 

 

 
 

以前良く通っていたイタリアンのお気に入りメニュウ「ワタリガニのリングイネ」を我が家で再現、カニをソテーする間にも香ばしい香りがキッチンいっぱいに広がりリストランテ気分、モチモチの生パスタを合わせてフレッシュなバジルをトッピング。カニの旨味がたっぷり溶け込んだトマトソースはリゾットにしても美味しそう。

 

 

 
 

鍋を囲む習慣が家になかった上、皆で同じ鍋をつつくのが苦手な私がとうとう鍋デビュー。春菊や白菜、ネギにシメジと定番の具材の他、デトックス効果の高いキャベツも仲間入り。朝のうちに準備しておけばランチもあっという間、鍋用調味料のバリエーションにも驚く。

 

 

 
 
新しく買った一人用の鍋はモノトーンで我が家のインテリアにもぴったり、熱伝導が驚くほど速くあっという間に熱々の鍋が出来上がる。濃厚なゴマ坦々鍋には厚揚げを入れて、カニ鍋はさっぱりポン酢で頂く。この簡単さと美味しさはやみつきになりそう・・・

 

 

     
 
 
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